マダガスカルのコピー玉

今仕事でマダガスカルに来ています。ある田舎町のマーケットで見つけたのがこれ。

マダガスカルのコピートンボ玉

デザイン的には19世紀ベネチアのファンシーです。それも豊富な種類があります。「おおっ!マダガスカルにも入っていたの?」と思って手にとってみたら…プラスチック。

プラスチックで作られたベネチア玉のコピーでした。

しかも、このトンボ玉はアクセサリー売り場ではなく、何やら怪しげな木切れや貝殻や、石ころが売られているところに並んでいました。売り手のお爺さんは自分では「薬を売っている」と言っていますが、どうやら伝統医というか、ウィッチドクターと呼ばれる人たちのよう。

このトンボ玉も、どうやらお守りか、おまじないか、そんな目的で使われるもののようです。

インドネシアのコピー玉

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これは仕事関係で、インドネシアの方から頂いたトンボ玉。19世紀のベネチア産の玉のコピーです。しかし、偽物と言うよりは、別商品と考えた方が良いかも。インドネシアにも伝統的なトンボ玉はあるのに、なぜそのデザインを使わないのか不思議です。

この玉は何?

正体不明のトンボ玉

このビーズ。黒字にアベンチュラインらしい金色が入っています。さらに上のほうには文字にも見える模様が。

イスラム玉の中に混じって持ち込まれたものなのですが、正体は不明。

ファンシーの仲間のようにも見えますが、こんなデザインは見たことがありません。さて何者でしょうか。

クリア・ドゴン

クリア・ドゴン

これはトンボ玉と言うよりもカットグラスの玉ですが、やはりアフリカン・トレードに使われていたものです。

出所に関しては長い間オランダ玉とされていましたが、ドイツである、とする説もあります。

時期は16世紀頃のものと言われています。確かにカットグラスですが、角はすべて丸くなっています。

色は透明から、淡い紫です。

ドゴンと言うのはマリに住む伝統を守っていることで有名な民族の名前ですが、彼らが珍重していたことからこの名があるようです。

マーブル

マーブル

これはなんとも不思議な玉。どうやらナイジェリアとかザイールなどに持ち込まれた玉のようですが、マリやセネガルではほとんど見かけません。この玉もどうやらザイール方面から持ち込まれた様子。英語では単にマーブル(ビー玉)と呼ばれているようです。

値段は3個で50万円!もちろん買いませんでした。いくらなんでもそんなにするわけがないですから、価値がわからずに言っているのではないかと思います。

調べてみたらどうやら1800年代にドイツ辺りで作られたようです。アフリカの一部の特別な地域用に作られたもので、数は少なく、大玉ですから完全なものも少ないのは確かなようですが。